借主には一切非がない状況で立ち退きになる事例

滅多に経験することはない立ち退きのお話しですが、100%ないとも言いきれないので…もしもに備えて知識として身に付けておいてくださいね!

ある日突然?

立ち退きにも色々なパターンがあると思うのですが、今回は借主には一切非がない状況で立ち退きを強いられた場合についての例です。

通常、2年毎に賃貸契約を更新していくのが一般的ですね。この契約書を交わした時点で借主には居住する権利がある訳です。

貸主は「正当な事由」がなく、これを解除することはできないのですが…。

世の中には絶対という言葉はなく、さらには予定は未定という素晴らしい言葉があります。

突然の立ち退き要求は、まさにこれです。予定は未定と受け取るしかないですよね。

私の場合

およそ3年弱住んだ女性専用アパートメントで起こった実際の立ち退き話です。

建物は古く女性専用のどくだみ荘?みたいな木造アパートだったのですが、駅から近く大変便利な場所にありました。

バス・トイレは共同4.5畳で当時27,000円の家賃だったと思います。都内のど真ん中でしたから普通のワンルームなら80,000円でも安いと感じる相場での27,000円です。

銭湯は徒歩3分の場所にあり、温泉大好きな私にとっては銭湯通いも不便ではあったものの、苦ではなかったんです!

まぁまぁ気に入ってはいたのですが、ある日帰宅すると手紙が来てました。

共同下駄箱に皆同じ封筒が入っていたんです。何だろう?と不思議に思い開封してみたら大家さんからの手紙でした。

「このアパートは人の手に渡り、取り壊されることになりました。

入居者の皆様には申し訳ありませんが退去して頂くことになります。詳細については後日担当者が出向きご説明させて頂く予定です。

希望の日時をお知らせください。」という感じの内容でした。

説明は個別に行われるということで緊張の中、危険な目に遭うかもしれないという恐怖感と闘志のような不思議な気持ちになったことを覚えています。

当日は念のため、アパート近くに知人が待機してくれている状況で話し合いが始まりました。

見た目は怖そうなおじさん2人…こちらも構えました。しかし意表を突いて穏やかでやさしかったんです!

アパートを買い取ることになった会社の人達で「できる限りのことはさせてもらいます。」と言ってくれました。

私も若く無知な中での交渉でしたが、新しく借りる物件の全ての費用と引越し費用、1~2ヶ月分の生活費用を要求してみたところすんなりOK!

それどころかキリよくプラスした金額を用意してくれた上、退去は急がなくてもいい・不用品はそのまま置いて行って構わないということでした。

立ち退き料の相場がどれくらいのものなのか当時は分かりませんでしたが、一般的には賃料の半年~1年分とされているようです。

私が借りてたアパートは家賃27,000円でしたから1年分頂いても32,4000円です。これでは新しい物件を借りる費用分あるかないかです。

立ち退き料は必ずしも支払わなければならないものではなく、法律の定めもありません。

それなのに十分すぎる金額を提示してくれて感謝さえしてしまいました。

立ち退きのお陰でバス・トイレ付の1DKの物件に引越すことができて、結果としてはラッキーだったように思います。

とにかく場所が良く、手に入れたいと思う企業やらが多いのがポイントでしょうね。古いボロアパートでその場所には相応しくない建物…「ここを手に入れよう!」と思わせる外観だったのでしょう!

賃貸物件の立ち退きを経験する人の方が少ないと思いますが、どんなことが起きても冷静に対応するのが大事ということだけでも覚えておいてくださいね!

エリカ

エリカ

投稿者プロフィール

学生時代から1人暮らし歴が長く、合計で13回の引越し経験があります。豊富な経験から必要な情報を分かりやすく纏めています。

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